ランドセル選びが終わったら、次に気になるのが「学習机って必要？」という問題。小学校入学をきっかけに、多くの家庭で検討するアイテムですが、実際に購入するかどうかは迷うところですよね。この記事では、学習机のメリット・デメリット、そして失敗しない選び方まで詳しくご紹介します。
学習机って本当に必要？みんなのリアルな声
実際に先輩ママたちに話を聞いてみると、「入学時に買ってよかった！」という声もあれば、「リビング学習で十分だったかも…」という意見も。家庭のライフスタイルやお子さんの性格によって、必要性は変わってきます。
一方で、「自分の場所があるだけで、気持ちの切り替えができているみたい」「宿題や工作がしやすくなった」など、空間を与えることが“やる気”につながったという声も。
学習机を用意するメリット
では、学習机を用意することでどんな良いことがあるのでしょうか？実際に使っている家庭からは、次のようなメリットが挙がっています。
学習習慣がつきやすくなる
「自分の机」があることで、自然と勉強モードに切り替えやすくなります。日々同じ場所で学習することでルーティンが生まれ、「ここに座る＝勉強をする」という意識が定着。低学年のうちから勉強習慣をつけたいご家庭にとっては、早めの導入がおすすめです。
集中しやすい環境がつくれる
リビングや共有スペースだと、兄弟の会話やテレビの音などが気になって集中しづらいことも。学習机を使えば、お子さんだけの“集中ゾーン”が生まれ、気が散りにくくなります。静かすぎると不安な場合は、リビングの隅など家族の気配を感じられる場所に設置するのも効果的です。
収納が増える
文房具や教科書、図工の作品やプリント類など、どんどん増えていく学用品。学習机には引き出しや棚がついているものが多く、それらを一箇所にまとめられるため、お部屋の整理整頓にもつながります。お子さん自身が「物の定位置」を覚えることで、片づけ習慣の第一歩にもなります。
自立心が育つ
自分専用の机があることで、「自分の場所を自分で整える」という意識が芽生えます。机をきれいに保つ、学用品を準備する、勉強時間を管理するなど、小さなことの積み重ねがやがて大きな自立心に。学習面だけでなく、生活面でも成長を感じられるポイントです。
「まだ机に向かって勉強なんて早いかな？」と思っていても、実は遊び・お絵描き・読書などさまざまな使い方ができるのが学習机のいいところ。お子さんの“はじめてのマイスペース”として、成長を見守るきっかけにもなります。
あえて買わない選択も？学習机のデメリット
一方で、「学習机をせっかく買ったのに、あまり使ってくれなかった…」という声も実際にあります。ライフスタイルやお子さんの性格によっては、学習机が必ずしもベストな選択とは限らないことも。ここでは、購入前に知っておきたい主なデメリットをご紹介します。
リビング学習の方が安心
低学年のうちは、親の目が届くリビングで宿題や勉強をしたがるお子さんが多く見られます。学習机を子ども部屋に置いたものの、結局そこに行かず、リビングで勉強する…というパターンもよくあるケースです。「自分の机よりも、家族の気配があるほうが落ち着く」というお子さんには、リビング学習の方が向いているかもしれません。
部屋が狭くなる
学習机は、デスク本体に加えてチェアや本棚なども含めると意外とボリュームがあり、想像以上にスペースをとります。特に子ども部屋が6畳以下のコンパクトな間取りだと、ベッドやおもちゃの収納と干渉してしまい、レイアウトに頭を悩ませるご家庭も。限られた空間をどう有効活用するかは重要なポイントです。
価格が高い
学習机は家具としての品質が求められるため、価格帯もそれなり。リーズナブルなセットでも3〜5万円、天然木やブランド品になると10万円を超えることもあります。「まだ本格的に使うかわからないのにこの金額はちょっと…」と購入をためらう方も多く、コスト面で慎重になるのは自然なことです。
長く使える家具ではあるものの、お子さんの学習スタイルによっては「結果的に使わなかった」ということも珍しくありません。もし迷っている場合は、まずはリビングに小さなサブ机を置いて様子を見るのもひとつの方法。使い方や習慣が見えてから、本格的な机を検討しても遅くはありません。
おすすめの学習机
学習机は、サイズや収納のしやすさ、粗大や耐久性など様々なポイントから検討したいもの。ここではおすすめの学習机を紹介します。
LOWYA 学習机 サイドラック付き シンプルデスク
LOWYAのシンプルデスクはサイドラック付きで、教科書やノートがまとまりやすいデザインが魅力です。スリムでありながら収納力もあり、限られたスペースでも使いやすいと好評。「リビング学習にぴったり」「見た目以上にコンパクトで使いやすい」といったレビューも多数寄せられており、初めての学習机として選ばれることの多い人気アイテムです。
タンスのゲン 国産 JIS対応 学校用デスク＋チェア
タンスのゲンの国産デスクセットは、JIS規格に対応しており、安全性と品質面でも安心できる仕様です。高さ調節が可能な椅子とセットになっていて、成長に合わせて長く使えるのもポイント。「初めての机にちょうどいい」とのレビューも多く、コストパフォーマンスの高さに満足する家庭が増えています。
LOOK 学習机 幅100cm 6色対応
家具通販のわくわくランドで人気のLOOKシリーズは、豊富なカラーバリエーションが最大の特長。お子さんの好みに合わせて選べる楽しさがあり、兄弟でおそろいにする家庭も多いようです。幅100cmのしっかりしたサイズ感で、学習だけでなく工作や読書スペースとしても活躍します。
アイリスオーヤマ 学習机 FJ-025-IR
アイリスオーヤマ製のFJ-025-IRは、価格を抑えながらもしっかりとした作りで、コストパフォーマンスに優れた一台です。シンプルな見た目でどんなインテリアにもなじみやすく、レビューでは「長く使える安定感がある」「設置も簡単だった」と好評。はじめての机にちょうどよく、気軽に取り入れやすい学習机です。
堀田木工所 WINDY 収納力学習デスク
堀田木工所のWINDYシリーズは、収納力を重視した設計が特長の本格派学習机。本棚・引き出し・ワゴンが一体化されたオールインワン構造で、教科書や文具、小物類までしっかり整理できます。ナチュラルな木の質感も人気で、長く愛用できる安心の日本製です。
リビング学習派も要チェック！補助アイテムで快適空間に
もし「うちはリビング学習派」という方も、学習環境を整えるアイテムは要チェック。姿勢を保ちやすい椅子や、子ども用のデスクライト、引き出し付きのワゴンなどを取り入れることで、より快適に勉強できる空間になります。
お子さんの学習スタイルに合わせて、学習机を置くかどうか、補助アイテムでカバーするかを考えてみましょう。
無理に買わなくてもOK。でも「環境づくり」はしておこう
学習机を用意するかどうかに正解はありません。お子さんの性格や学習スタイル、住まいのスペースに合わせて、無理のない選択をすることが何より大切です。
大切なのは、「お子さんが集中して取り組める場所」を用意してあげること。机という形にこだわらず、家庭全体で学びを応援できる環境を整えていきましょう。
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