【地球NASAランドセル®インタビュー】未来に想いを馳せて。地球と子どもにやさしいランドセル

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子どもたちの成長だけでなく、地球環境にも配慮したランドセルづくりに取り組む企業があります。その名も「CHIKYU株式会社」。創業から100年以上の歴史を持つ池田地球株式会社は、2023年9月に社名を「CHIKYU株式会社」へと変更しました。30年以上も前から百貨店を中心に愛されてきた「地球NASAランドセル®」はリブランディングを行い、地球と子どもたちの未来を見据えた、新たな一歩を踏み出しました。今回は、その想いと取り組みについて、CHIKYU株式会社の山田舞香さんにお話を伺いました。

目次

情報発信基地として青山ショールームをオープン

リブランディングを機に、地球NASAランドセル®は新たな挑戦として、初のショールーム 、「CHIKYU青山ショールーム」をオープンしました。その場所に選ばれたのは、感度の高い人々が行き交う街・表参道です。

山田さん

これまで主に男の子向けモデルが中心だったラインナップに、女の子向けモデルも加え、多くの方に足を運んでもらえるよう整えました。

青山のショールームは、地球NASAランドセル®の「情報発信基地」。表参道という住所にこだわったのは、ファッション性の高い層へのアプローチを意識してのことだと言います。

山田さん

表参道は家族連れのイメージが少ない街。だからこそ、新たな気づきや学びもあるんです。

地球NASAランドセル®が「ここでやっていこう」と覚悟を決めた表参道という場所。海外から訪れたインバウンドのお客様がショールームをのぞきに来て興味を持ってくれることもあるそう。青山ショールームは、ランドセルという日本独自の文化を発信する場としての役割も果たしているのです。

衝撃吸収テクノロジー「テンパーフォーム®」

地球NASAランドセル®の一番の特長は、なんといっても衝撃吸収材「テンパーフォーム®」です。

もともと、NASAのスペースシャトルの打ち上げ時や大気圏突入の際、搭乗する宇宙飛行士にかかる重力や揺れ、衝撃から体を保護するために開発されたもの。スペースシャトルだけでなく、飛行機やレーシングカー・防弾チョッキなどにも使われている素材です。

山田さん

背負いやすさに大きくかかわる肩ベルト裏(①)と背裏(②)に、テンパーフォームが使用されています。

カバーミー編集部

宇宙や乗り物が好きなお子さまにはたまらないですね!

一般的な素材と比べて衝撃吸収力が格段に優れているテンパーフォーム®は、地球NASAランドセル®のすべてのモデルに搭載されています。

山田さん

重さの分散や衝撃吸収は、ランドセルにおいてとても重要な機能。ランドセルとの相性が良く、快適性や安全性を高めるために大きな役割を果たしています。

青山のショールームでは、このテンパーフォーム®の衝撃吸収力を実際に体験することができます。お子さまと一緒に、科学と快適性を感じてみてはいかがでしょうか。

機能性で選べる、自分らしいランドセル

地球NASAランドセル®の魅力は、デザインだけではありません。シリーズごとに異なる特徴を持ち、機能性に優れているのも特長のひとつです。

山田さん

CHIKYUブランドとして全体のまとまりは持たせつつ、デザインやコンセプトは商品それぞれに思いをしっかり込めています。また、シリーズごとに変化を持たせた個性を大切にしています。

山田さん

シリーズごとに数ある提携工場から異なる背景で製造しております。あるシリーズでは「軽さ」を追求し、別のシリーズでは「収納力」を重視するなど、ニーズに合わせた選択が可能です。

勿論、全ての商品クオリティはCHIKYU基準。たとえば、超軽量モデルはわずか約1,000g。毎日背負うランドセルだからこそ、お子さまの体格や生活スタイルに合ったものを選べるのは大きな魅力です。

カバーミー編集部

デザインだけじゃなく、機能でも選べるのは嬉しいですね!

山田さん

おすすめのシリーズを紹介します。

スペースランドシリーズ

機能性とデザイン性を兼ね備えた「スペースランドシリーズ」。新機能の「スペースポケット(オープンポケット)」をはじめ、タブレット対応、全方向反射材(リフレクター)、ハイクッション肩ベルト、安全バックルなど、まさに“スペシャル”な装備が満載のモデルです。

ショールームでは、光る反射材を実際に確かめることができます。

山田さん

ぜひ、実物をみて体感してみてください。

LA-TERRA (ラ テラ)

地球と生きていく子供たちを見守りたいという思いから生まれたLA-TERRA (ラ テラ)。命の色彩と多様性あふれる地球の姿を反射素材で表現しています。地球NASAランドセル®最軽量の1,000gモデルが初登場。軽くても丈夫さや耐久性はしっかり確保しており安心です。

山田さん

反射素材のデザインは、地軸の傾き23.4度を表しているんです。

カバーミー編集部

なるほど、こだわりが見られますね!

YOLO (ヨロ)

YOLOは「You only live once.」の略で、「人生は一度きり」という意味を持ちます。複数のカラーを大胆に使ったデザインや、アシンメトリー形状のカブセが特徴です。

カバーミー編集部

見たことのないカブセの形で、ぱっと目を引きますね!

山田さん

はい、アシンメトリー形状のカブセは、今までにない、地球NASAランドセル®オリジナルのカブセです。

お子様にはぜひ好きなものを持っていただきたい。そんな願いと個性へのリスペクトが込められています。

時代の追い風を受けて。サステナブルなランドセルづくり

「地球の未来は、子どもたちの未来。」そんな想いから、CHIKYUランドセルではサステナブルな取り組みにも力を入れています。

近年は、リサイクル素材を使用したランドセルの開発にも着手。かつては「再生品=品質が劣る」というイメージもありましたが、今では“サステナブル”という価値として、前向きに受け入れられる時代になってきました。

その流れを象徴するのが、WWF(世界自然保護基金)とのコラボレーションモデルです。WWFジャパン(公益財団法人世界自然保護基金ジャパン)とのライセンス契約のもと製造されており、正式な公式ライセンス商品として販売されています。

WWFは1961年に設立され、現在は100カ国以上で活動を行う世界的な環境保全団体。人と自然が調和して生きる未来を目指し、生物多様性の保全や地球温暖化対策など、幅広い活動を展開しています。

このWWFモデルに使われているのは、ペットボトルを再利用して作られた再生素材「エコペット®」を主原料とした人工皮革「コードレ®」。海洋プラスチック問題の要因にもなっているペットボトルを、子どもたちが毎日使うランドセルに生まれ変わらせる——そんな地球にやさしい発想から生まれたランドセルです。

機能性やデザイン性だけでなく、未来の地球環境まで見据えた選択肢。CHIKYUランドセルは、まさに“持続可能な未来”を背負うという新しい価値を、私たちに届けてくれます。

山田さん

ランドセルを通じて、お子様に環境について考えてもらうきっかけになってもらいたいと願っております。

ショールームや書店で、理念やスト―リーとともに届けるランドセル

地球NASAランドセル®は、ショールームだけでなく、書店などでも展示・販売を行っています。

山田さん

単なる商品としてだけでなく、地球NASAランドセル®のストーリーや背景、コンセプトを知ってほしいという想いがあります。

ブランドの理念に共感してくださる方々と、直接コミュニケーションが取れる場でもあり、そこに価値を感じていると語ります。

山田さん

ぜひ一度、足を運んでいただければと思います。

遠方でショールームに来られない方のためには、「ランドセルレンタルサービス」も用意されています。自宅でじっくり試せる、便利なサービスで、ぜひ地球NASAランドセル®のストーリーを感じてみてください。

ランドセルレンタルサービス受付はこちら

未来を背負う「地球NASAランドセル®」

子どもたちが6年間、毎日をともに過ごすランドセル。子どもたちの成長と冒険を支えるパートナーであるとともに、地球とのつながりを考えるきっかけにもなり得ます。機能性・デザイン性・環境配慮のすべてを兼ね備えた地球NASAランドセル®は、子どもたちの未来と地球の未来、どちらも見据えた新しい選択肢。ランドセルに込められた想いとストーリーを、ぜひその手で確かめてみてください。

カバーミーでは、地球NASAランドセル®の最新カタログを簡単に請求できます。ランドセル選びの第一歩として、ぜひご利用ください。

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