子ども部屋のレイアウト術!ランドセル置き場、置き方はどうする?

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子ども部屋のランドセル置き場アイデア|置き方別のメリット・デメリットと注意点

小学校入学を迎えるタイミングで、悩むことのひとつが「ランドセルの置き場」。毎日使うものだからこそ、きちんとした定位置を作っておくと、お子さんの習慣づけにもなります。また、今回は、ランドセル置き場と置き方について解説します。

目次

ランドセル置き場は“帰宅動線”に寄り添う

ランドセルの定位置をつくるだけで、毎朝のバタバタが激減します。コツは「帰ってきてからランドセルを置くまでの動線」に注目すること。

たとえば、子どもが帰宅後まっすぐ自分の部屋に入るなら、部屋の入り口付近にランドセルラックを。リビングで過ごす時間が長いなら、リビング近くの収納スペースに仮置きできるスペースを用意しても◎。

最近では、インテリアに馴染むおしゃれなランドセルラックや収納ボックスも多数。見せる収納で「自分のものは自分で管理する」習慣も育てましょう。

ランドセルの置きかたのコツ

ランドセル置き場が決まったら、次に気にしたいのがランドセルの置き方。それぞれのメリット・デメリット・注意点を解説します。置き方次第でランドセルの型崩れやキズを防ぐことができるので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 横置き|出し入れ重視派におすすめ

盛田のランドセル

ランドセルをベルト面を下にして、横向きに置くスタイルは、一番よく見られる置き方のひとつです。ラックの上や机の横など、サッと置けるのが魅力です。

メリット
・教科書やノートの出し入れがしやすく、片づけもラク
・子どもでも扱いやすく、朝の準備がスムーズ

デメリット
・肩ベルトの根本に負荷がかかり、シワやヒビ割れの原因に
・上に物を置くとランドセルの型崩れが起きることがある

注意点
肩ベルトが下になるため、ベルトの根本をまっすぐにしてから置くことが大切です。曲がった状態で置くと、ランドセルの重みでシワがつき、破れの原因になることも。置きっぱなしにするなら、しっかり形を整えてからにしましょう。

2. 縦置き|見た目重視&型崩れ防止派に

ごとうじゅうランドセル

ランドセルを底面で立てて置く縦置きスタイルは、見た目が美しく、整った印象を与えます。収納家具に立てて並べたいご家庭にもおすすめです。

メリット
・肩ベルトやかぶせ部分が傷みにくく、型崩れも防げる
・ほこりや汚れがつきにくく、清潔に保ちやすい

デメリット
・教科書の出し入れには向かない(持ち上げるか、倒す必要あり)
・底面に錠前がついているタイプだと、そこに負担が集中して傷みやすい
・不安定な場所では倒れるリスクがある

注意点
縦置きの際は、ベルトの下部を背中方向に引っ張り、金具部分が平らになるように調整することで安定しやすくなります。ぐらつきやすい場所では、転倒による破損のリスクもあるため、滑り止めマットを活用するのも効果的です。

3. サイド置き|長くキレイに使いたい派に

ランドセルを横に倒し、サイド部分を下にする置き方は、見落とされがちですが実はとても理にかなった方法。耐久性を重視したい方におすすめです。

メリット
・サイド部分は丈夫な素材が多く、負荷がかかっても型崩れしにくい
・ベルトや錠前を傷から守ることができる

デメリット
・サイドフックが付いている場合、荷物を外しておかないと破損の可能性あり
・見た目に少し違和感があると感じる場合も

注意点
サイドフックがある面を下にしてしまうと、荷重がかかってフックが壊れる恐れがあります。フックのない面を下にする、もしくはランドセルの中身を出してから置くことを習慣にすると安心です。

4. 壁掛けスタイル|省スペース派やスッキリ見せたい派に

CHIKYUランドセル

フックや専用の壁掛けラックなどを使ってランドセルを吊るすスタイルは、見た目がすっきりして空間を有効に使いたいご家庭に人気の方法です。玄関横やリビングの壁面などにも応用できます。

メリット
・床スペースを取らず、空間が広く見える
・湿気がこもりにくく、通気性がよいため衛生的
・ランドセルの「定位置」が視覚的に明確になり、習慣化しやすい

デメリット
・フックの位置や高さが合わないと、お子さんが掛け外ししにくい
・しっかりした固定が必要で、取り付け場所に工夫が必要

注意点
壁掛け用のフックは、耐荷重を必ず確認して設置しましょう。しっかり固定されていないと、ランドセルの重みで落下し、床や壁を傷つけたりケガにつながることも。また、肩ベルトを吊るす場合はベルトに負担がかからないように工夫をすると長持ちします。

“どこにどう置くか”が習慣とランドセル寿命を左右する

ランドセルの置き方は、毎日の習慣と直結するだけでなく、ランドセル自体の寿命にも大きく影響します。どの置き方にもメリット・デメリットがあるので、お子さんの性格や家庭の動線に合わせてベストな方法を選んでください。

「帰ってきたらここに置く」というルールを決めてあげることで、子どもの自立にもつながります。ぜひ今回のアイデアを参考に、お子さんにぴったりのランドセル置き場をつくってみてくださいね。

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