ランドセル選びも終わり、小学生生活も間近。期待と不安が入り混じる時期だからこそ、親子で一緒に準備を進めておくことが安心感につながります。今回は、ランドセル購入後の“今やるべきこと”を10項目に分けてご紹介します。
1. 通学路を一緒に歩いてみる
いちばん大事なのは安全の確保。
実際の登校時間に合わせて親子で通学ルートを歩き、信号や横断歩道、車通りの多い場所をチェックしましょう。「毎日通る道」を繰り返し歩いておくことで、不安もぐっと減ります。
2. 朝のルーティンを整えておく
早起きの習慣があるだけで、1日がスムーズにスタート。
起床時間・朝食・着替え・持ち物確認などの「朝の流れ」を定着させておくと、入学後のバタバタが軽減します。アラームを使ったり、タイムスケジュール表を作るのもおすすめです。
3. ランドセル置き場を決めておく
置き場が決まっていると、毎日の習慣が作りやすい。
ランドセルをどこに置くか決めておくことで、片づけが自然にできるようになります。床置き・ラック・壁掛けなど、家庭に合ったスタイルを選びましょう。
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4. 名前つけを終わらせる
実は意外と大変なのが「名前つけ」。早めに始めるのが吉です。
教科書や文具、給食セットに靴下まで、小学校では「持ち物すべてに名前」が鉄則。お名前シールやスタンプを活用して、無理なく一気に済ませましょう。
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5. お支度ボードを作ってみる
自分で用意する力を育てる第一歩。
「翌日の準備」を自分でできるようになるために、お支度ボードを作るのもおすすめです。持ち物の絵やチェックリストを可視化することで、お子さんもワクワクしながら準備できます。
6. 学用品をそろえて整理する
必要なものをリストアップして計画的に購入。文房具・体操服・給食袋など、学校から配布されたリストをもとに早めに揃えておくと安心です。収納スペースや使いやすさにも気を配り、親子で一緒に整理整頓をしておくとスムーズです。
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7. お友だちとの関わり方を話し合う
不安になりがちな「友だち問題」に備えて、「困ったときはどうする？」「友だちができたらどうやって話す？」など、お子さんと一緒に考えてみるのも大切。事前にイメージしておくことで、いざという時に落ち着いて対応できます。
8. トイレの確認と練習
学校のトイレ、ちゃんと行ける？小学校のトイレは幼稚園・保育園と少し違います。お子さんが「ひとりでトイレに行くこと」に抵抗がないか確認し、ドアの開け閉め・鍵のかけ方なども練習しておくと安心です。
9. 小学校での1日の流れを話しておく
知らないことは、お子さんにとって大きな不安。「朝は健康観察があって」「授業は45分」「給食はこんな風に」など、小学校での生活を簡単に伝えてあげましょう。見通しが持てるだけで、お子さんの心がぐっと落ち着きます。
10. 一緒に入学を楽しみにする時間を持つ
気持ちの準備も、親子で一緒に。
入学のことばかりに気を取られがちですが、最後に大切なのは「楽しみだね」と笑顔で話す時間。学校ごっこをしたり、ピカピカのランドセルを背負って写真を撮ったり…親子の安心感を育む時間も、立派な準備のひとつです。
入学準備は“心の余裕”づくりから
入学は、子どもにとっても親にとっても大きな節目。
新しい生活にスムーズに馴染むためには、持ち物だけでなく、心や習慣の準備もとても大切です。焦らず一つずつ親子で取り組むことで、不安が安心に変わっていきます。今回ご紹介した10のことをヒントに、春からのスタートを笑顔で迎えましょう。今しかない“入学前の時間”を、ぜひ一緒に楽しんでくださいね。
