お子さんが年中さんになって、周りのママ友から「もうカタログ請求した？」なんて聞かれて焦っていませんか。実は2027年度入学向けのランドセル商戦は、すでに動き始めています。この記事では、初めてラン活に挑戦するパパママに向けて、カタログ請求のベストタイミングから購入までの完全スケジュールを徹底解説します。
カタログ請求は2025年8月からスタート！早期特典を逃すな
2027年度入学向けのランドセルカタログ請求は、早いメーカーでは2025年8月から受付を開始しています。実際にカタログが手元に届くのは2026年1月から2月頃が一般的ですが、申し込み受付自体は前年の夏からスタートしているメーカーが多いのが現状です。
早期にカタログを請求すると、生地見本や割引クーポン、オリジナルグッズなどの豪華な特典が付いてくるメーカーも少なくありません。情報感度の高い親御さんの中には、入学の1年以上前である夏頃からランドセル活動の情報収集を始めている方も多くいらっしゃいます。
工房系ブランドは要注意！カタログさえ手に入らないことも
特に注意が必要なのが、工房系ブランドです。工房系ブランドには、土屋鞄や黒川鞄、萬勇鞄や鞄工房山本などがあります。のこれらのブランドは生産数に限りがあるため、カタログ自体が数量限定となっており、請求開始から数ヶ月でカタログ配布が終了してしまうケースも珍しくありません。た新作情報をいち早くキャッチするためにも、気になる工房系ブランドは秋のうちにカタログ請求しておくことをおすすめします。
2027年度ラン活の完全スケジュール
ラン活を成功させるには、計画的なスケジュール管理が不可欠です。以下が2027年度入学向けの理想的なラン活スケジュールです。
2025年8月から12月（年中さん）情報収集とカタログ請求期
この時期はラン活のスタート時期です。お子さんに「何色のランドセルがいい？」「どんなデザインが好き？」と希望を聞いてみましょう。年中さんではまだ意見がコロコロ変わる時期ですが、大まかな好みを把握しておくことが大切です。
同時に、気になるブランドのカタログを5社から10社ほど請求しましょう。大手メーカー系（セイバン、フィットちゃん、ふわりぃなどの大手メーカー系と、土屋鞄や黒川鞄、萬勇鞄や鞄工房山本などの工房系をバランスよく請求すると、比較検討がしやすくなります。カバーミーでは、大手メーカー系、工房系どちらのカタログも一括で請求できます。
2026年1月から2月（年中から年長へ）カタログ到着と比較検討期
年明けから2月にかけて、請求したカタログが順次届き始めます。お子さんと一緒にカタログを見ながら、気になるモデルに付箋を貼ったり、丸印をつけたりして候補を絞り込んでいきましょう。祖父母にも見せる予定がある場合は、紙のカタログの方が圧倒的に便利です。
この時期から、各メーカーの販売開始情報もチェックし始めます。工房系ブランドは2月中旬から販売を開始するところが多く、大手メーカーも2月上旬から店舗やオンラインショップでの販売をスタートします。
2026年3月から5月（年長さん）展示会訪問と実物チェック期
この時期がラン活のピークです。ゴールデンウィークを利用して、全国各地で開催される展示会に足を運んだり、店舗で実物を確認したりするご家庭が急増します。実際に背負ってみることで、カタログでは分からなかった重さの感じ方や背負い心地、色味の違いなどを確認できます。
ただし、この時期は来店予約が殺到して取りにくくなります。ゆっくり見たい方は、ピークを避けて1月から2月に店舗訪問するのがおすすめです。また、一日に何軒も回るとお子さんも疲れてしまうので、1日2から3店舗程度に絞って計画を立てましょう。
2026年6月から8月（年長さん）購入決定とラストチャンス期
夏休み前までには購入を完了させるのが理想的です。人気の工房系ブランドやコードバン素材、限定カラーなどは、5月以降に売り切れが出始めます。特に工房系の人気モデルは、発売開始から数日から数週間で完売することもあるため、最優先候補がある場合は早めの決断が必要です。
とはいえ、大手メーカーの主力商品や豊富なカラーバリエーションは夏以降も在庫が十分にあることが多いです。焦らず、家族で話し合った優先順位に立ち返って、納得のいく選択をすることが何より大切です。
2026年9月以降 到着待ちと入学準備期
無事にランドセルの注文が完了したら、あとは到着を待つのみです。多くのメーカーは入学式の1から3ヶ月前に配送してくれます。到着したら、お子さんと一緒に開封して、実際に背負ってみましょう。この時期は、その他の入学準備も少しずつ進めていきます。
絶対に押さえておきたい！ラン活成功の3つのポイント
ポイント1 早すぎるスタートは禁物！年中の秋からがベスト
「早く始めないと」という焦りから、年少さんのうちからラン活を始める方もいますが、実はこれには落とし穴があります。3歳や4歳の頃に気に入ったキャラクターや色が、6歳になると好みが変わってしまうことは珍しくありません。ランドセルは6年間使うものなので、あまりに幼い時期の好みで選んでしまうと後悔につながります。
また、ラン活の期間が長すぎると、親子ともに疲れてしまったり、飽きてしまったりするリスクもあります。年中の秋から冬にかけてスタートするのが、お子さんの好みもある程度安定し、選択肢も豊富で、ちょうど良いタイミングです。
ポイント2 カタログは最低5社以上請求して比較する
ランドセルは価格帯が4万円台から20万円を超えるものまで、本当に幅広く存在します。高価なものが必ずしも良いとは限らないため、複数のメーカーを比較検討することが重要です。大手メーカー系は機能性と価格のバランスが良く、工房系は素材とデザインにこだわりがあり、ネット通販系はコストパフォーマンスに優れているなど、それぞれに特徴があります。
カタログを見比べることで、素材の違い（牛革、人工皮革、コードバン）、機能の違い（A4フラットファイル対応、反射材、オートロック錠など）、デザインの違いが一目瞭然になります。お子さんと一緒に並べて見ることで、家族会議もスムーズに進みます。
ポイント3 必ず実物を背負ってから決める
カタログやWebサイトで見た色と、実物の色味は異なることがよくあります。また、同じ重さのランドセルでも、背負ったときの体感重量は背カンの機能や肩ベルトの形状によって大きく変わります。思っていたより軽く感じたり、逆に重く感じたりすることもあるため、購入前には必ず実物を背負ってみることをおすすめします。
近くに店舗や展示会がない場合は、一部のメーカーでは貸出サービスを実施しています。鞄工房山本や池田屋などは、自宅でじっくり試せるレンタルサービスを提供しているので、活用してみましょう。
失敗談から学ぶ！先輩ママが後悔したポイント
実際にラン活を経験した先輩ママたちからは、こんな後悔の声が聞かれます。「カタログを請求しすぎて逆に混乱した」「工房系ブランドのカタログが請求できなかった」「入学式の3ヶ月前に買おうとしたら、お店には来年用しかなくて持ち帰りできなかった」といった声です。
特に多いのが、周りの「完売情報」に焦って、本当に欲しかったものとは違うランドセルを購入してしまったケースです。確かに人気モデルは早期に完売しますが、それはごく一部のモデルだけ。大手メーカーの主力商品は十分な在庫があることがほとんどなので、焦らず冷静に判断することが大切です。
祖父母と一緒に選ぶときのコツ
ランドセルは祖父母からの入学祝いとして購入されることが多く、実際にランドセル工業会の調査では半数以上が祖父母からのプレゼントという結果が出ています。祖父母と一緒に選ぶ場合は、事前に実家にもカタログを送付しておくのがおすすめです。
百貨店や地元の鞄店で選ぶ方も多いですが、最近ではネット通販でポイントを貯めたり、メーカー直営店や展示会で詳しい説明を聞きながら選んだりと、購入場所も多様化しています。どこで購入するにしても、事前にカタログで昨今のランドセル事情を理解しておくと、店頭での選び方が大きく変わります。
焦らず楽しむラン活が成功の秘訣
2027年度入学向けのラン活は、年中さんの秋からスタートして、年長さんの夏までに購入を完了させるのが理想的なスケジュールです。カタログ請求は2025年8月から受付が始まっており、早期特典を受け取るためにも早めの行動がおすすめです。
ただし、最も大切なのは、お子さんにぴったりのランドセルを家族で納得して選ぶことです。周りの情報に流されず、お子さんの意見を尊重しながら、機能性や価格、デザインのバランスを考えて選びましょう。カタログをしっかり比較し、実物を確認し、家族でじっくり話し合う時間を大切にすれば、きっと最高の一本が見つかります。
ラン活は一人のお子さんにつき、たった一回限りの特別な期間です。焦らず、楽しみながら、素敵なランドセル選びの時間を過ごしてくださいね。
